ぼくらの土佐清水
港町の朝は早い。
遠くのエンジン音で目が覚めまた知らない間に寝てしまう。 お父ちゃんは暗いうちから港を出て今日も魚を追う もう全国でも数少ない メジカ(ソウダカツオ)の一本釣りの残る町土佐清水市が僕の町。 黒潮寄せる足摺岬とジョン万次郎さんの生まれた町です。
節納屋の炎を絶やすな。
古くよりソウダカツオ漁が盛んで自然にその加工品の宗田節も地域に根づき、 先人の知恵と技術で日本一の産地を形成した。出汁の業界では有名産地であるが一般的に量販店で販売される商品でなく業務用の節として重宝されてきた。しかし時代はより便利に手間がかからない食品が求められ社会のインスタント化が進むと共に鰹節や宗田節の需要も激減、やがて納屋の炎がひとつまたひとつと消えて淋しい思いの日々が続く。 「なんとかせにゃイカンぜよ」「ホンモノをカンタンに」 いっちょう頑張って宗田節を全国へ届けよう 私たちは町の節納屋の炎を絶やさず未来につなげる商品開発と美味しいを 食卓にお届けします。
ものづくり
自然豊かな土佐清水市は、宗田節をはじめ、もっちもちの食感が格別のブランド活の清水サバ、海の恵みは限りなく豊かな土地です。また温暖な南の陽を受けた柑橘も季節のうま味を運んでくれます。 土地の恵みを土地の人の手で美味しくし感謝していただく。 シンプルだが贅沢な地方のものづくりが今も続いています。
local food innovation
小さな産地の小さな工場でほとんどの加工品は作られています。 私たち土佐清水食品株式会社は土佐清水市の素材を生かし、漁業者、農業者と共に この町の元気を作る為に生まれた第三セクターです。 衛生管理はしっかりやりながら、地方の「食」への拘りのある活動を事業として展開します。 懐かしい味、地方の伝統食をアタラシイ未来の味とのハーモニーを提案します。