背中に青緑色の縞模様があり、腹部が銀白色。温かい海域に生息するマサバは、日本では最も日常的に食されているサバです。

塩焼きや煮付け、締め鯖として利用されます。脂が多く、コクのある味わいが魅力で、特に秋から冬にかけて脂が乗ったサバは、トロサバと呼ばれます。

マサバと比較すると、背中にゴマのような模様があることから、ゴマサバの呼称がつきました。暖かい海域に生息し、群れで移動します。

マサバに比べるとさっぱりとした味わいと旨味があり、新鮮なゴマサバは刺身、タタキなど生食で食べると最高です。塩焼きや漬け丼なども美味しいです。
鯖節の原料としても使われています。

タイセイヨウサバは、マサバやゴマサバと比較すると背中にはっきりした縞模様があります。スーパーなどで売られている「ノルウェー産サバ」のほうが耳馴染みがあるかもしれません。

塩サバのほか、缶詰めやレトルト食費などの加工品原料としても使われています。