事業紹介
煮熟事業
毎朝凍魚を運び入れ、下茹で(煮熟)から皮はぎ・骨取りの下処理を行います。
冷凍された宗田がつおを下茹でする煮熟工場
運営する冷凍施設から毎朝凍魚を運び入れ、下茹でから皮剥ぎ・骨取りといった下処理を行う煮熟(しゃじゅく)事業。
一本一本大きさや脂のノリなどが異なる宗田がつおの下処理は、機械化による効率化が難しい工程も多くあるため、主役はベテランの職人たちです。
決して楽ではない仕事ですが、この職人たちの技術が下支えしているからこそ、宗田がつおを使った商品を全国にお届けできます。
事業の特徴
冷凍施設から煮熟まで
冷凍保管施設から工場内へ宗田がつおを運搬し、煮熟用のセイロに並べていきます。
セイロ作業から煮熟までの工程はすべて室内で行っており衛生的です。
技術を要する皮剥ぎ、骨取りの手仕事工程
工場見学をしていただくと、スルスルと簡単に皮剥ぎをしているように見えますが、かなりコツと技術を要する作業です。
個体によって、皮が剥ぎづらかったり、脂ですべることもあるため、一つひとつ丁寧に集中して手仕事で行っています。
製造工場
宗田がつおを”身のまま”美味しく食べるために重要な煮熟工程は、専用の機械を使用し、品質を安定させています
土佐清水食品では、一日6トンを超える量の宗田がつおを加工しています。生産量を支えるため、13段の蒸籠(せいろ)を重ねて一度に煮熟できる機械によって自動化を図っています。 室温や湿度などにより、温度・時間管理を行い、常に一定の品質で茹で上がるようにしています。
宗田がつおの加工品に使用する
生節(なまぶし)の完成
土佐清水食品において、最も生産量が多い商品がOEMのペットフードと、ロングセラーの人気商品「姫かつおスティック」です。
他にも主要な商品には、宗田がつおの身をそのまま楽しめる生節が使われており、この生節の出来栄えが商品の品質にとって、最初に重要になります。
施設情報
土佐清水市共同加工施設
毎朝凍魚を運び入れて解凍し、下茹で(煮熟)から皮はぎ、骨取りの下処理を行います。
| 所在地 |
〒787-0310 高知県土佐清水市浦尻1-20 Google Map |
|---|---|
| TEL | 0880-87-9208 |
| FAX | 0880-87-9212 |
宗田がつおの製造工程
私たちは、加工工程で出る皮や骨、油脂まで無駄にしない「廃棄ゼロ」の食品づくりに取り組んでいます。原料となる宗田がつおの仕入れから、加工、製造過程で生まれる残渣処理まで、一貫して自社で行うことで原料を100%活かし切る製造工程を実現しています。