事業紹介

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ミール事業

宗田がつおの残渣処理

冷凍された宗田がつおの残渣を処理し、
廃棄ゼロを担うミール工場

宗田がつおだけでなく、魚介類の下処理を行うと必ず廃棄が必要な「残渣(ざんさ)」が出ます。
この残渣をゴミとして捨てるのではなく、有効活用しようと始まったのがミール事業です。

宗田がつおと共に歩んできた土佐清水食品だからこそ、自然の恵みである魚体を余すことなく使う。自然を活かし活かされることで、地球環境に優しく、継続性のある事業を営めると考えています。

事業の特徴

宗田がつおの残渣を破砕し、飼料の原料として飼料メーカーさんに納品しています。

土佐清水食品のミール事業部では、毎日12:00になると、宗田がつおの下処理を行う煮熟工場から骨や皮などの「アラ」を取りに行き、破砕や水分と油分の分離などを行い、それぞれ有用な商品として生まれ変わらせています。

魚粉は、主に飼料の原料として飼料メーカーさんに納品しています。

残渣から魚粉を取り除いた後の魚脂も、燃料や原料として利活用しています。

ミール工場では、魚粉を取り除いたあとの魚脂から水分を除去し、自社工場のボイラー燃料として活用。
宗田がつおを燃料としても活用することで、廃棄を限りなくゼロにする工夫をしています。

製造工場

月間30トンを超える肥料や飼料、5,000リットルの魚脂を 製造する、宗田がつおを文字通り「余すことなく使う」 ためのミール工場

近年、世界的に漁獲高の減少や魚体の小型化が、専門機関などから報告されています。製造工程の見直しはもちろん、無駄を出さずに原料を活かし切ることが私たち製造メーカーにも必要だと考えています。 浦尻残渣加工施設、土佐清水市共同加工施設を設置することで、それまでよりも高品質な肥料・飼料の製造ができるようになりました。 これからも、土佐清水のローカルフードカンパニーとして、創意工夫を凝らした事業を展開していきます。

ミール事業の商品

農業用の肥料

宗田がつおの魚粉に含まれるミネラルやアミノ酸が農作物の成長や味の向上に役立つといわれています。

養殖魚の飼料

必須アミノ酸、カルシウム、ビタミンDやタンパク質が豊富に含まれる宗田がつおの魚粉は、養殖魚の飼料としても高い評価を得ています。

自社のボイラー燃料

魚粉を取り除いた後の魚脂は、水分をしっかりと分離した上で、自社のボイラー燃料として使用しています。

施設情報

浦尻残渣加工施設

浦尻残渣加工施設

月間30トンを超える肥料や飼料、5,000リットルの魚脂を 製造する、宗田がつおを文字通り「余すことなく使う」 ためのミール工場

所在地 〒787-0310
高知県土佐清水市浦尻 1-16

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TEL 0880-87-9360
FAX 0880-87-9366

廃棄ゼロ

宗田がつおの製造工程

私たちは、加工工程で出る皮や骨、油脂まで無駄にしない「廃棄ゼロ」の食品づくりに取り組んでいます。原料となる宗田がつおの仕入れから、加工、製造過程で生まれる残渣処理まで、一貫して自社で行うことで原料を100%活かし切る製造工程を実現しています。